ガンプラ塗装を始めた頃、マスキングテープはカッターマットに貼り付け、定規とデザインナイフで必要な幅に切り出していました。
1mmや2mm幅のマスキングテープも作れますし、特に不満はありません。
それでもしばらくして、マスキングテープテンプレートを導入しました。
マステテンプレ

私が購入した当時はスジボリ堂で取り扱いがありましたが、現在は右の等幅テンプレのみのようです。
左側のテンプレはidolaブランドとして販売されており、現在はこちらの方が入手しやすいと思います。
ヨドバシでも購入可能な場合があります。
短冊量産
一番多く使用しているのは、6mmまたは10mm長の短冊マステを量産できるテンプレです。
幅は1mm〜3.5mmまで選べます。
10mm幅もしくは6mm幅のマステを貼り、エッチングされた溝に沿ってカッターの刃でなぞると量産することができます。
例えば、
- クランク形状
- 凹部周辺
- 細かな色分け
- 保護目的の部分マスキング
などで使用します。




パーツ全体を細い短冊で埋める必要はありません。
一番塗料が漏れてほしくない境界線(エッジ)だけをこの精密な短冊で塞ぎ、後ろの広い面積は普通の太いマステやマスキングゾルで大雑把にカバーすればOKです。

コーナー用マステ
様々な角度の三角形を量産できるテンプレートは
- ガンダム胸部
- シールド
- 肩アーマー
などにありがちなコーナーをマスキングするときに使用できます。

等幅マステ量産
1mmから1.9mmのスリットが入ったテンプレートはある程度の長さの等幅マステ量産に使用します。
ただし、細い幅のマステは普通に市販されています。
これらの商品を使用する長さに切って使用するほうが早くて簡単です。
等幅マステ量産テンプレートは境界に接する箇所を自分で切断したい場合に使用します。
マスキングテープの切断面は本当に重要なのか?
模型界隈では、
「マスキングテープは切断面を境界に使うべし」
という話を見かけます。
理由は毛羽立ちです。
工場出荷状態のテープ端面よりも、刃物で切断した面の方が綺麗なので、塗料の回り込みを防ぎやすいという考え方です。
もちろん理屈としては理解できます。
ただし、私は少し違う考えです。
これまでガンプラ塗装を続けてきた中で、塗料漏れの原因として遭遇したのは毛羽立ちよりも「浮き」の方が圧倒的に多かったからです。
曲面に貼ったつもりでも一部が浮いていた。
モールド周辺で密着していなかった。
こういったケースの方が遥かに多く感じています。
切断面の綺麗さよりも、私は密着不足による塗料漏れの方が圧倒的に多く経験してきました。
私が使っている密着方法
マスキングテープを貼った後は、先端が丸い金属ニードルで境界部分をなぞっています。
スパチュラを細くしたような工具で鉄筆とも呼ばれているものです。
尖った工具ではなく、先端が丸くなっているためパーツやマスキングテープを傷付けにくいのが利点です。
私の場合、塗料漏れ対策としては切断面よりもこちらの方が効果を感じています。

曲面マスキングは細幅テープを使い分ける
曲面の塗り分けでは細幅マスキングテープが活躍します。
私も市販品を使用しています。
などです。

特に長い曲面を追う場合は、テンプレートで切り出すよりもタミヤ1mmを使う方が早いことが多いです。
AIZUも非常に便利ですが、私の行動範囲では店頭で見かける機会が少なく、購入はヨドバシ通販が中心です。
曲面用マスキングテープより細幅テープを使うことが増えた
以前はタミヤの曲面用マスキングテープも使っていました。
確かに曲面へ追従しやすいのですが、私の場合は密着させたつもりでも後から浮いていることがありました。
一方、1mmや2mm幅のテープは曲面への追従性が高く、浮きも発見しやすいため、最近はこちらを使う機会が増えています。
もちろん形状によって使い分けていますが、
曲面だから曲面用テープ
ではなく、
曲面だから細幅テープ
という場面が増えました。
まとめ
マスキングテープテンプレートの導入理由として、
切断面を使いたかったから
を挙げる方もいます。
しかし私の場合は違いました。
曲面はタミヤ1mmやAIZUを使うこともあります。
それでもテンプレートの出番が多いのは、短冊を大量に作れるからです。
細幅マスキングテープの代用品というより、
必要な形状のマスキングテープを素早く量産するための治具
というのが現在の評価です。
特に短冊を大量に使う方には、一度試してみる価値があると思います。
私の場合、曲面の境界取りは市販の細幅マスキングテープ、複雑形状は短冊という使い分けに落ち着きました。
一度使い始めると、短冊を定規とナイフで1本ずつ切っていた頃には戻れなくなりました。


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