通常、VPSとだけ言えばLinuxの場合が多い。「windows vps」で検索すればWindows ServerのVPSを提供しているサービスが数多くヒットするのでお好みのサービスを契約すればよい。
VPSのスペックはどのくらいあればよいか
料金とサービスを比較して契約すればよいが、どの程度の料金でどんなサービスが受けられるか。比較サイトもあるのでよく検討しよう。
メモリ
OSとサービスだけでメモリ1GBは食ってしまうのでGUIを使わないという強い意志がなければ2GBはほしい。2GBあればVisual StudioやSSMSを起動してもまぁまぁ使用できる。ローカルPCの様に複数の窓を開いて行ったり来たりしているとカーソルのクルクルが止まらなくなるので注意。
コア数
メモリを優先した方がよい。2GBを選択したらコア数は2でした~みたいな出来合いでもかまわないと思う。
ストレージ
50GBもあれば十分では?後からの拡張も容易なのでストレージも選択したメモリ容量で最低のものを選んでかまわないと思われる。
マイページへのログインしやすさ、アカウント管理
サービスのログインすればVPSのコントロールパネルログインにリンククリックだけで移行できるサービスもあればサービスのログインとVPSの各種設定をするコントロールパネルが別アカウントであったり、さらにオートコンプリート無効にされてて毎回自分が決めたわけでもない記憶するのは不可能なIDとアラフィフには記憶不可能なほどドギツイパスワードポリシーを強要するサービスもありAFさん的にはメモリの次に優先させたい点。
ログインしやすさ、コンパネの使いやすさ、わかりやすさを利用経験があるサービスで並べると(100%AFさん主観)
Xserver >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> さくら >>>>>>> KAGOYA 他は知らない。
その他
独自ドメイン取得料、SSL証明書取得料を確認しておかないと後から少々痛い目にあうので契約前に確認しよう。VPS契約だけで最安値でも他の有料オプションで逆転はよくあるパターンだと思われる。
スケールアップ可は多いがスケールダウンは不可のケースが多いのでそこも事前確認。
2024年執筆時、メモリ2GBコースなら2000円前後が相場のようだ。その下は1GBで1000円前後。上は4GBで4000円台。更にその上だと専用サーバが選択肢に上がるほど高くなるのでVPSである必要はないと個人的には思う。
追加ライセンスについて
リモートデスクトップ SAL
サーバとして管理者がリモートデスクトップ接続をして管理する分には必要ない。Webサーバを立ててWebを公開する目的ならば0でよい。リモートデスクトップ接続するために1つは必要そうなミスリーディングを誘う命名はやめろ
Microsoft Office SAL
開発やお仕事をリモートデスクトップ接続してバリバリ使うつもりがなければ必要ない。
リモートデスクトップログイン
VPSの契約をしたら最低、以下の情報を取得できるはず。
- ホスト名
- ID/Password
- IPv4
スタートメニューからたどったり検索したりで「リモートデスクトップ接続」を起動する。
コンピューターにホスト名かIPアドレスを入力して接続を押下したら初回はID/Passwordを入力する。ID/Passwordを記憶しておけば次回起動時はコンピューターには最後に接続したホスト名が表示されているので接続を押下するだけでよい。
虚無。ここから何を始めればよいのでしょうか。まずはWebサーバを立てて静的ページを表示させてみよう。
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